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タワマンは建物としては特別だが生活は普通だよ

巷の週刊誌ではタワマンDisの記事が量産されている。タワマンはランドマークとし存在感があり、注目を集める存在だ。まぁ、見た目の迫力はあるので、好きな人も嫌いな人もいるだろう。

 

ただし、実際にタワマンに住んでいる身として、「タワマンは建物として特別な存在(建てるのも維持するのも大変)であるが、タワマンでの生活はちょっと便利なだけで、普通である」と思う。

 

私が考えるタワマン生活の特長は以下のとおり。

 

・共用部、共用施設が豪華

タワマンは戸数が多くスケールメリットが効くので、エントランスは二層吹き抜けにしたりして、豪華にできる。また、共用施設についてもしかり。住民一人あたりの負担は小さくしながら、いろいろなものを作れる。

 

・立地が良い

タワマンは土地を高度利用するため、一戸あたりの土地を小さくすることができる。低層マンや板マンだと価格が高すぎて事業としてなりたたない地域に建てることができる。したがって価格の割に立地が良い。駅遠のタワマンもあるが、その場合は建物が豪華だったりする。(晴海3兄弟など)土地に金をかけなくて良いのでこうしたことができる。また、立地が良いため、タワマンは一般的に資産性が高い。

 

・眺望が良い

高層階や前建てのない部屋では、低層マンションでは得られない抜け感や眺望が得られる。ただし、前建てのキツイ部屋では別に良くない。展望ラウンジがあれば、誰でも眺望を楽しめるが、まぁ、そのうち使わなくなりそう。

 

・便利なサービスがある

各階ごみ捨て場、宅配ボックス、マンション専用のカーシェア、マンション敷地内の保育園、クリニック、スーパー、コンビニ、クリーニングなどのように便利なサービスなある。ただこれ、派手なものではなくちょっと便利ってだけ。タワマンでなくても大規模マンションでもこれらのサービスはある。

 

 

以上、こんなものである。別にコンシェルジュが朝ごはんを作ってくれるわけでもなし。板マンと変わらない。

 

タワマンに住んだことがない人は、タワマンのパーティルームに行ったりして、タワマン生活には特別な何かがあるようなイメージを持っているかもしれないが、現実は地味である。

 

特に、専有部については、マンションとは箱なので、億ションなどの特別な部屋でもなければ、普通のマンションと変わらない。

 

タワマンDis記事は、タワマンには特別な人が住んでいるかのような煽りをしているが、実際のところ、湾岸タワマンは実用品で、普通の共働き子育て家庭がたくさん住んでいる。

 

彼らは時短をしないと生活が回らないので湾岸タワマンに住んでいるだけだ。タワマンを嫌うのはその人の勝手だが、階数マウントだ、管理費10万円だと、ウソや妄想を書き散らして住民を攻撃するのは、趣味が悪いことだ。

 

個人的には、マンションは実用品と考えているので、立地の割には価格が安いこと、下駄履き施設(保育園、スーパー)があること、各階ごみ捨て場があることが大きなメリットであると感じている。