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新浦安見学記

時間があったので、新浦安にドライブがてらマンションや戸建て群を見学してきた。

 

新浦安は個性的なマンションや広々した戸建て(建物150平米とか)がたくさん供給されており、しかも郊外で駅遠なのに高価なのである。

 

ぼくは郊外では、都心部で実現できない広々としたマンションや戸建てを供給するべきだと思うのだが、実際にはせいぜい100平米くらいが上限で渋い。

 

新浦安はまさに、ぼくの希望を実現しており、なぜ実現できるのか興味があった。

 

 

エリア全体のスケールがデカい

 

浦安から新浦安に近づくと明らかに道路が広くなり、本数が広くなり、電柱がなくなり、植栽は充実して、交通量が減ってきた。

 

東京の湾岸エリアも道路が広々としているが、比較にならない。道路が地平線までまっすぐ伸びていて気持ちがいい。

 

そして、タワマンがひしめき合っておらず空が広い。最近の東京湾岸エリアはタワマンが密集しすぎており、建物内でお見合いになっているが、そういうのは全くない。

 

マンションはあるが、公開空地が広くとられており、マンションとマンションの間隔が大きいので、眺望が抜けてないところでもストレスはなさそう。

 

また、東京の湾岸エリアは元倉庫街であり物流機能が残っているため、トラックの交通量が多いが、新浦安にはほとんどいなかった。

 

オフィスもないので、ホテル、住宅、商業施設、学校、公園しかない。また、宅地の規模も半端じゃない広さで、東京の湾岸エリアを全て集めたよりも広く感じた。

 

新浦安の駅から海沿いの公園に向かって走っていると、「アメリカの西海岸かな?」と思うような(というか意識的にそういうデザインにしている)のんびりした雰囲気がある。

 

時間がのんびり流れているようで、「駅徒歩何分!」とか言っているのがしょーもなく感じられた。海沿いの公園をのんびり散歩しているだけで、時間を忘れそうである。

 

区画が広々とられており、道幅も広いので「この道、入っていくのが心配だな」というような都心部にありがちなクソ道路はない。大きなSUVがすれ違えるレベルの道幅である。

 

 

マンションも独特

 

さて、いくつか有名なマンションの前を通ったが、どれも気合いが入った個性的なデザインである。

 

都心部にあるようなハセコーとかシティテラスの金太郎飴デザインではなく、どれもリゾート調である。専有面積も広い。

 

平置き駐車場が多く、巨大なマンションと広大な平置き駐車場、電柱のない広大な道に「ここは日本ではないんじゃないか」と感じる。

 

アメリカ西海岸のちょい南に行ったあたりのコンドミニアム的な雰囲気である。(雰囲気だけ)

 

東京都心や東京の湾岸エリアのように所狭しと建物が詰まっておらず、十分なスペースがあるだけで、こんなに気持ちよく感じるのかと驚く。

 

また、ぼくはタワマンでは眺望こだわった方が良い派なのだが、これだけ広々していると、お見合い状態でも十分なディスタンスが取れているので借景になる。

 

前立てなし、海が見えるとかの方がそりゃいいだろうが、一定の住宅の広さと建物間のディスタンスが取れると、眺望はそんなに重要ではないと感じた。

 

眺望が大事なのはお見合いが厳しかったり、隣の建物がすぐ近くにあるからである。

 

 

戸建ての魅力がすごい

 

戸建てが建っているエリアを流していると、何軒かに一軒は豪邸が目に入ってくる。これは注文住宅で、大体が個性的なデザインである。

 

また、デザインコードが統一された建売戸建て郡も目に入ってくる。

 

ハウスメーカーがいっきに数十戸分譲したものだが、これらも1億円弱するので広々として植栽も豊かで、仕様も良さそう。

 

とまっている車もデカい外車SUVが中心で、プリウスとか軽とかはない。この意味でも、あれ?「海外のリゾート地を走ってたっけ?」という気持ちになる。

 

新浦安に住む場合は、マンションより戸建てがいいと思う。どこにいくのも(最寄りのコンビニでさえ)車なので、玄関を出て1秒で車に乗り込める戸建ての方がいいだろう。

 

マリンヴィラが目に入ったが、共用施設が特に気に入っているとかがなければ、このエリアでは普通は建売戸建てにするのでは。

 

 

ジアイルズは建売戸建ての極致

 

有名なジアイルズの住所をナビに入れて近づいてみた。入り口はちょっとしたゲートがあり、なかは道路がくねくねしているので、住民以外は入って行かない。

 

つまり、実質的にゲーテッドシティなのである。ゲートを入ると、同じデザインコードの戸建てがずっと続き迫力がある。

 

車を持っている人はぜひ一度行って見て欲しい。アトラクションのような凄さ。

 

植栽も南国風であり、車も海外のSUVが中心。ここは外国かな?と感じる。(ほとんどの家で車が複数台ある)

 

通常、建売戸建てはイマイチで、こだわりのある人は注文住宅にするだろうが、ここの建売群は全体で一つの建物のようで、街を形成している。

 

戸建てなのにスケールメリットが享受でき、注文住宅にない魅力がある。これは建売戸建ての極致ではないかと感じた。

 

もちろん、海に近くて通路から海が見えるとか、物件によってはリビングから海が見えるとかあるのだが、前述の通りここまで広々していると眺望はあまり気にならない。

 

家を出て数分で海が見えるので、リビングから見えなくてもいい。

 

 

共働きにはまず住めない

 

新浦安の駅遠マンションや駅遠戸建ては他にはない独特の魅力があるし、新浦安というエリア自体も広々していてサイコーなのだが、共働きには住めない場所だろう。

 

頑張れば住めるし、こだわりがあれば住めるが、通勤利便が低い割には価格が高いので、なかなか住みづらい。

 

ここに住めるのは選ばれしもの、駅まで車で送迎してもらえる専業主婦家庭、車通勤ができる人、フルリモートの人などだろうか。

 

じゃあ引退したら住むかな、というと徒歩で生活ができなかったり、価格が高くて辛かったりするので、できれば子育て期間中に住みたい。

 

我が家のライフスタイルには都心部やその近くの狭小タワマンや郊外でそこそこ広くて安い戸建ての方が合っているのだろう。。

 

もちろんタワマンにも魅力はあるのだが、どうしたって人口密度が高いし、ジアイルズや新浦安の広々とした道を見た後だと、なんかぎゅうぎゅう詰めだなぁという感じ・・・