konanタワリーマンブログ

マンション、投資ネタブログ

NHKによる晴海フラッグ報道の良い点とダメな点

NHKが晴海フラッグについてたびたび報じているが、良い点とダメな点がはっきりしているので書いておく。

 

元選手村「晴海フラッグ」は誰が買った?1089戸を徹底調査~そこから見えたものは(5月27日)

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20240527a.html

 

晴海フラッグ 分譲マンションの3割以上で居住実態確認できず(6月6日)

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240606/1000105253.html

 

良い点

・1089戸の調査をした独自データを元にした報道

・分譲棟の住民票の有無という独自データを元にした報道(合法的に入手できるの?)

 

悪い点

・マンション名を間違っている。NHKは「晴海フラッグ」と呼んでいるが、正しくは「HARUMI FLAG」(ぼくは口語で書くが、報道って口語でいいの?)

・サンプル調査をHARUMI FLAG全体に拡大解釈(調査対象のサンビレとシービレは状況が違うと思われる。全件調査するか憶測はやめろ。)

・比較データがないので、最近の大規模な高倍率マンに比較して、入居率がどの程度高いのかわからない(この物件だけの問題なのか、一般的な問題なのかわからない)

・ハルフラの販売中に不動産市況が大きく変わったり、引き渡し時期が延期されたことを理解しておらず、後出しジャンケンで制限が緩かったと批判している。もっと早く言えよ。

・問題のないことを叩いている(住民票がない部屋がある!というが、購入した物件に住むのかセカンドにするのか、新築未入居のまま寝かせておくのかは買った人の自由)

・問題のあることを指摘してない(住宅ローンで買って賃貸に出してる人が存在すること、これから販売するスカイデュオでの法人への販売制限が緩いこと等)

 

総評

・せっかくの恵まれたデータからクソみたいなありきたりの報道、見当違いの報道になっちゃっている。

都知事選前に都の政策を批判したいみたいなジャーリスト魂(笑)でもあるんだろうか。