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スタンダードレンジプラスかロングレンジか

テスラの予約とは何か?

さて、前回の記事のとおり6月納車でロングレンジモデルをポチったのだが、テスラの場合、購入権を買ったようなものになっている。

キャンセルすると15000円とられるだけ。マンションの手付金に比べてなんと良心的なのだろう。

さらに、予約した後も変更ができてしまうというので、ポチった後に色を変えたり装備を変えたりする人もいる。

実際にロングレンジモデルが大きく値下げされたあと、スタンダードレンジプラスを予約していた多くの人がロングレンジモデルに変更した。

 

在庫車とは何か?

テスラのウェブサイトを見ると「在庫車」としてスタンダードレンジプラスがたくさんある。

この在庫車とは何かについて問い合わせたら、以下のとおりだった。

・現時点で在庫されている車であり、検査後の引き渡しが可能(最短で3週間程度)

・新車扱いであり未登録車なので、各種の補助金の対象となる(中古車ではない)

・新車よりも10万円高いのは手続き費用が乗っているだけで、同じ金額(早く納車だから高いなんてことはない)

今からロングレンジをポチると6月中の納車になるが、スタンダードレンジの在庫車をポチれば4月中の納車が可能である。

 

スタンダードレンジかロングレンジか?

スタンダードレンジとロングレンジの主な違いは以下のとおり。

 

スタンダードレンジの仕様(ロングレンジの仕様)

価格:429万円(499万円)

航続:448km(580km)※WLTP

駆動:後輪駆動(全輪駆動)

内装:普通(オーディオアップグレード、シートヒーターが助手席、後席にも装着)

タイヤ:18インチ(19インチ)

その他:ネット接続が30日無料(ネット接続が1年無料)

 

航続距離を価格で割ると、1万円あたりの航続距離を算出することができる。

スタンダードレンジ:1.04km/万円(100.00%)

ロングレンジ:1.16km/万円(111.53%)

ロングレンジの方が、1万円あたりで1割程度長く走れるので、1万円あたりのコスパが高いと言える。

一方で、グロスの価格はスタンダードレンジの方が高い。これが非常に良くできていて悩みどころである。

 

航続距離の重要性

電気自動車にとって航続距離は非常に重要なスペックである。特に自宅に充電器のない人(ぼく)にとっては充電頻度に直結するので死活問題である。

あらゆるメーカーが航続距離を伸ばそうと必死に努力している。ガソリン車で言うところの燃費性能みたいなものだ。

だから航続距離が長くコスパも高い(1万円あたりの航続距離が長い)ロングレンジが人気になっている。

 

電気自動車は冬には航続距離が悪化する。大体、春秋の8割程度になるという人が多い。

また、自宅充電ではない場合は100%まで充電することが難しい。最後の方は充電スピードが落ちるからである。

このため、余裕を持つ意味でも航続距離はオーバースペック気味でも良い。

 

リセール

スタンダードレンジとロングレンジの金額の差は中古になった際に反映されるだろうか?

データが少なくて予想が難しいが、「多少はされるだろう」というのが予想である。

 

中古で電気自動車を買う場合、バッテリーの劣化具合が1番気になる。

電気自動車には「航続距離」を表示するモードがあるので、それを見て選ぶことになるだろう。

ロングレンジは有利になると思われるが、どこまで価格に反映されるかと言えば、年式や走行距離に比べれば小さくなるのではないだろうか。

まぁ多少なり価格に反映されるなら、快適に乗れて、一部売却時に評価されるのならロングレンジ買おうぜと考える。

 

スタンダードレンジでどこまで行けるのか

スタンダードレンジの航続距離は448kmだが、これはWLTPベースで、より実体に近いEPAベースだと420kmである。

出発時に9割充電で378km走れる。ここから、2割を下回ったら充電すると考えると無充電で302km走ることができる。

実際には道中で注ぎ足すので300km走るまで充電しないということではないが、十分な距離である。

月間1000キロ走る人は3、4回は充電が必要となるということだが、

モールやレストランやホテルなどに寄ったついでに充電していれば「わざわざ充電のために出かける」という回数は減らせる。

それでも自宅にあるに越したことはないけどね。

 

 

さて、スタンダードレンジプラスは無充電で300キロ走れるが、我が家からどこまで行けるだろうか?

 

品川港南→羽田空港10km

品川港南→ディズニーランド20km

品川港南→横浜30km

品川港南→江ノ島50km

品川港南→横須賀60km

品川港南→成田空港75km

品川港南→箱根、小田原、館山、鴨川など90km

品川港南→御殿場100km

品川港南→熱海110km

品川港南→山中湖130km

 

この辺は無充電で往復できる。道中で1回充電できればさらに安心。

 

品川港南→日光160km

品川港南→軽井沢、那須塩原180km

 

この辺になると道中に1回は充電が必要。ディスティネーションチャージャーがあればそれだけで良い。

静岡以西や新潟以北まで行くには何回かの充電が必要になってくるが、ぼくは滅多に行かないので、

行くときは休憩時の充電を計画して行けば良いのではないかな。

冬には電気自動車の性能は落ちるが、電気自動車関係なく雪道を走りたくないので、冬はより狭い範囲で走ることになりそう。

 

これを調べていると、あれ、ぼくの用途にはスタンダードレンジで十分なんじゃないか?と考えた。

 

納期時期の問題

在庫車が多い関係でスタンダードレンジプラスは4月の納車も可能のようだ。ロングレンジは早くても6月の予定。

一刻も早く欲しい人にとってはスタンダードレンジプラスの在庫車を買うのが早い。

 

また、航続距離以外のスペック(加速力、シートヒーター、オーディオ)は正直、ぼくの用途ではオーバースペックであり、そこまで魅力を感じない。

したがって、「グロスが安くて納期が早いスタンダードレンジプラス」か「グロスは高いがコスパが高くて納期が遅いロングレンジ」かといった悩みが生じる。

今のところ、ぼくは駐車場が4月契約できればご縁だと思ってスタンダードに、5月以降ならロングレンジにしようかなと思っている。

悩むところだが・・・