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有明ガーデン、ららぽーと、お台場のモール群

6月17日、有明ガーデンの商業施設がオープンし、私も実際に1人で見に行ってきた。

 

有明ガーデン

 

感想はこんな感じ。

・広々した作りで気持ちが良い。テラス席も良い。

・駐車場も広い。大きい車が余裕で止まれる。(駐車場料金の利用料での減免はケチくさい)

・子育て世帯に全振りした印象で、レアなドラえもんやおサルのジョージのお店があった。

・単身者やDINKSは行く店がほぼないし、居づらい雰囲気がある。飲食店も店舗も子供連ればかり。

住友不動産の大きな新築マンションギャラリー、中古マンションプラザがある。

 

有明ガーデンは小さい子供がいるファミリーに全振りした印象で、ららぽーとのように高校生や大学生がデートでいくような雰囲気ではない。

書店などいくつかの店は行き先になるかもしれないが、80%以上はファミリー向けって感じ。セレクトショップとかもほとんどない。

 

ただし、この全振りの姿勢は面白いし、ここまでこだわりがあれば、「週末に、用事はないけど、とりあえず行ってみるか」という気持ちになる。

 

有明は眺望は良いものの、何もなく荒涼とした場所だったので、男性的なイメージを持たれやすい場所だと思う。

有明ガーデンがファミリーに全振りしてくれたおかげで、有明に生活感が生まれ、今後は多くの子育て中のファミリーが住む街になっていくのではないか。

 

有明は交通がやや不便だが、テレワークの普及で通勤頻度が減ったり、BRTが通ったりすれば、まぁ許容範囲になる人も増えるだろう。

 

今後、ファミリーの受け皿となれるような80平米−100平米くらいのマンションが供給されると良いと思う。

今のままだとファミリーサイズのマンションが不足して、近隣からファミリーがやってきて買い物をしていく街になりそう。

 

有明ガーデンには住友不動産のマンションギャラリーがあり、巨大な模型がドーンと飾ってあったのだが、

正直なところ、ファミリー向けの明るく開放的なモールと、住友不動産のギラギラしたマンションギャラリーは不釣り合いに感じた。

 

有明ガーデンは当初は六本木ヒルズのように高級路線を目指していたというから、富裕層を商業施設で集客してマンションを押し込むことを想定していたのではないか。

高級な雰囲気であればギラギラしたマンションギャラリーは自然な存在だし、高級感のある良い雰囲気で、マンションを買いたくなってしまう人もいるのでは。

 

だが、実際には有明ガーデンはファミリーに全振りの商業施設になった。ここで生活感の薄い高級マンションをセールスされてもイマイチ気乗りしない。

豊洲や東雲のファミリー向けマンションをセールスしたら、モールの雰囲気にもあって、セールスが進む(家族の後押しが得られる)と感じた。

 

何人か冷やかしのお客さん(女性)がいたのだが、「有明ガーデンは綺麗で気に入ったけど、この近くの物件だと3LDKで7000万円とか9000万円?ありえないわ・・・」という話をしていた。ここで80平米6000万円程度の東雲のマンションをセールスしたら売れるだろうなと感じた。

 

有明ガーデンはシアターなどは今後オープンしていくということで楽しみであるし、私も子育て中のファミリーなので、家族を連れてこようと思う。

おもちゃを買わされすぎないか心配。あと、週末はフードコートの混雑も少し気になる。

とはいえ、気合いの入った良い商業施設で、これが有明にできたことは選択肢が増えて嬉しい。

 

 

ららぽーと

 

このあと、ららぽーとにも寄って見たのだけど、やはり有明ガーデンより1人で行くには、ストレスなく居やすいと感じた。

 

ららぽーとのような巨大モールはファミリーだけではなく、単身、DINKS、学生などなど多様なお客さんをターゲットにする必要がある。

そこで、誰にとっても居心地の良いモールを作る必要があるのだが、そこは長年の経験があるんだろうなと感じた。

船橋ららぽーとは、千葉県の高校生が精一杯おしゃれをしてくる場所になっているし、富士見のららぽーとは様々な年代層のお客さんで溢れかえっていた。

 

さて、ららぽーとにはアカチャンホンポトイザらスなどができていた。ラルフローレンにも子供服が売っていたり、子供にシフトしてきてる印象だった。

有明ガーデンを意識したんだろうか。ららぽーとにはキラーコンテンツキッザニアがあるので、この方向性は正しいと思う。

 

 

お台場のモール群

 

トイザラスはアクアシティ台場にあり、これを目当てに行くことがあったのだが、豊洲にできればまぁこっちでいいかなという気もする。

そういう意味では、お台場のモール群の中で子供をターゲットにしているお店はお客さんを奪われるかもしれない。

 

お台場のモール群はそれぞれ、狙いというかキャラクターがブレてるところがあり、だれをターゲットにしてるのかよくわからない。

デックスはヤンキー服みたいなの売ってるし、インバウンド狙いみたいな電気屋もある。デートスポットっぽいところもある。

 

お台場のモール群の中での差別化もイマイチできていない。

単価が高い店は少ないところは共通しているが、西松屋とかアウトドア店が異常に充実してたり、フロアごとに全然違ったりする。

個人的にはこのお台場の意識低い感じに慣れてしまったので、用事がない時に子供を連れていってデッキを散歩しがちである。

 

そういう意味では、お台場のモール群に比べて有明ガーデンはコンセプトがハッキリしていて意識が高い。

ららぽーとはコンセプトはあえてはっきりさせないものの、独自のノウハウで幅広い年齢層が快適に感じる店舗、空間づくりができていると感じた。